猫ちゃんの好き嫌いって難しいですよね。猫は犬と違って「嫌いなものは断固拒否」を貫くことが多いので、飼い主さんも大変とよく聞きます。
私の友人に、わがままなニャンちゃんを飼っている人がいるのですが、一般的なキャットフードは大嫌いで、カニカマや海苔、鰹節・マグロばかり好んで食べていました。
これじゃダメだと思い一般的なキャットフードを3日間与え続けたのですが、全く食べず根負けしてしまったようです。
全ての猫がとは言いませんが、猫の好き嫌いを治すのは結構大変です。そうならない為にも、早い時期から様々なフードを与えるのが餌の好き嫌いをなくすポイントになります。
ということで、この記事では「子猫のうちに餌の好き嫌いをなくす方法」と「成猫になってから嫌いな餌を食べさせる方法」を書きましたので参考にしてみてください。
早い時期から様々な餌を食べさせて”わがまま”を無くせ!

生まれてから6ヶ月間で餌の好み(好き嫌い)が決まるので、この間に沢山の味に慣れさせておくことが「猫の好き嫌い」を無くすポイントです。
嗜好性の高いキャットフード(香りが強い)ばかり与えていると、その匂いや味に慣れてしまい、嗜好性が弱いフードを食べなくなってしまいます。
ですので、色々なフードを食べさせて何でも食べる子に育てておきましょう。
『子猫が食べないニャ』と抵抗したら飼い主も必ず抵抗すること!

餌を変えていると、時には好きじゃない餌も出てくると思います。
明らかに食べてくれない、まだ残っているのに「ニャーニャー」せがんで来る。
こんな時、違うエサを与えてしまうと「抵抗すれば好きな餌をくれるニャ」と勘違い(学習)するので注意して下さい。
まだ猫ちゃんが小さいなら食べ物のわがままを無くせるチャンスです!「食べるまで許さない」と言うくらい飼い主も抵抗すれば、子猫はしぶしぶ食べてくれますよ。
成猫になってからの好き嫌いを無くす方法は?

めちゃくちゃ頑固な猫ちゃんの好き嫌いは治せるのか?
答えは『・・・』です。
もしかしたら治るかも知れませんが、結構な努力が必要だと思います。
では、嫌いな餌を食べさせる対策をいくつか書きましたので、参考にしてみてください。
好きなエサに少しづつ混ぜていく
最初は好きな餌に混ぜて食べさせるのがいいですが、『それじゃ食べてくれないんだよね』なんて猫ちゃんもいるので、その場合はダラダラ食いをやめて、時間を決めてご飯を与えてみてください。
与える時間は20分などど決めて、時間がきたら下げてしまい次も同じエサを与える。(食べなければ1時間から2時間後に再度与える)
これを繰り返すと食べてくれる可能性もあるので、まずは今食べているキャットフードで時間調整をして、慣れてきたら徐々に混ぜ込んで行くやり方がいいと思います。
嫌いなエサを食べさせる様々な方法
- カリカリをスープでふやかす
- 好きなカリカリを粉末状にして混ぜる
- 鰹節をかける
- お湯をフードにかけて匂いを強める
- 手で与えてみる
※猫は匂いに敏感な動物なので、匂い付けすると食べてくれる可能性があります。
後は、硬いものが嫌い・形が食べにくいなどの問題もあります。味以外のことを気にすると、もしかしたら好き嫌いの原因が分かるかもしれません。
キャットフードを食べない時の対策については、こちらの記事に詳しく載せてありますので参考にしてください↓
意外と見落としがちなポイント
猫ちゃんはとても清潔好きです。お皿に前回食べたキャットフードが残っていたりすると、新しい餌を与えても食べない場合があります。
なので、出来るだけお皿は綺麗にしておきましょう。
また、「エサの横で砂をかく動作をしてどこかへ行ってしまう」、これは猫の本能で、後で食べると言う合図です。”嫌いだから食べない”わけではないので覚えておいて下さい。
猫の好き嫌いは、いざという時に大変になる
「毎日大変だよ」なんて人もいると思いますが、災害になった時はもっと大変になるかもしれません。
人間の食べ物も十分に手に入らなかった場合、猫のエサも同じく手に入れるのは難しいと思います。
万が一の時の為にも、なんでも食べれるようにしておくことは大切ですよ。
最後に
猫ちゃんの餌の好き嫌いを治すのは本当に難しいです。子猫の内ならまだ可能性はありますが、成猫になってからだと苦労します。
でも「新しく買った餌がもったいない」「どうにか激しい好き嫌いを治したい」と言う飼い主さんもいると思うので、最後に1つアドバイスを書いておきます。それは
絶対に根負けしない!
これが好き嫌いを治すのに1番大事です。
心を鬼にして猫ちゃんが根負けするのを待ちましょう。
あとは、こちらの記事の対策も試してみてください↓
コメントを残す