人間と同じく猫も食品(キャットフードなど)によってアレルギーを引き起こします。
そこで今回は、猫の食物アレルギーの症状とキャットフードによる対策方法などをまとめてみました。
猫の食物アレルギーの症状

食べ物によって出るアレルギーの症状には
- 嘔吐
- 下痢(お腹の不具合)
- 全身のかゆみ
- ひっかき傷
- 脱毛
- 発熱
などが挙げられます。
ただし、食品が必ずしも原因とは限らないので、一度病院で検査をしてみてください。
また、症状が続くようなら検査が必要ですが、一時だけの場合は体調が悪かっただけの場合もあります。
猫の食物アレルギーを断定するには?
病院で検査すればどの食物がアレルギーなのかを見つけることができますが、何の情報もないままだとすごくお金がかかるかもしれません。
例えば「●●のキャットフードを食べると嘔吐する」と分かれば、そのキャットフードに含まれてる原材料のアレルギー検査をすれば簡単です。
そうでなく、猫のアレルギーを事前に知っておきたいなどの場合、沢山の種類のアレルギー検査するので、その分費用もかかります。
キャットフードによる猫の食物アレルギー対策方法

キャットフードによるアレルギーの対策方法は、特定の食材を抜いたフードを試して調べるだけです。
調査する食材は、まず下記の物から1つずつ抜いていきます。
- 牛肉
- 魚
- 鶏肉
- 小麦
- とうもろこし
- 乳製品
- ラム肉
上記はドイツの大学が猫の食物アレルギーを調査した結果の食品リストです。上から順にアレルギーとなりやすかった食品になります。
猫は肉食動物ですが、肉や魚でもアレルギーを引き起こすので、これらの食材も調べていってください。
また、アレルギーとなりやすい穀物(トウモロコシや小麦など)は、多くのキャットフードメーカーが除外食品としています。ですので、まずは穀物不使用で牛肉メインの物、次は魚メイン、鶏メインと、試してみるのがおすすめです。
原材料別おすすめキャットフード

穀物不使用(トウモロコシや小麦など不使用)で、おすすめのキャットフードをいくつか紹介いたします。
白身魚メイン:モグニャンキャットフード

牛肉や鶏肉を除外したフードなら「モグニャンキャットフード」がおすすめです。
ネーミングはふざけていますが、中身はとても良いキャットフードですよ!
白身魚63%、サツマイモ、豆、サーモンオイル、ひよこ豆、レンズ豆、ヒマワリオイル、フィッシュスープ、ミネラル、ビタミン、ビール酵母、オリーブオイル、アマニ、アルファルファ、バナナ、リンゴ、クランベリー、カボチャ、ダンデライオン
関連記事:モグニャンキャットフードを買ってみた!口コミや評判・うちの猫のレビューを紹介!
鹿(ベニソン)メイン:ジウィピーク

牛肉・鶏肉・魚を除外したジウィピークの「エアドライ・キャットフード ベニソン」
価格が高いのはネックですが、商品の質などはとても良いプレミアムキャットフードになります。
ベニソン生肉、ベニソントライプ生肉、ベニソンレバー生肉、ベニソンハート生肉、ベニソンラング生肉、ベニソンキドニー生肉、ベニソンボーン、ニュージーランド緑イ貝
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鶏肉(チキン)メイン:カナガンキャットフード

牛肉が除外されたキャットフードになります。※チキンメインですが、サーモンオイルが含まれています。
乾燥チキン35.5%、骨抜きチキン生肉25%、サツマイモ、ジャガイモ、鶏脂4.2%、乾燥全卵4%、チキングレイビー2.3%、サーモンオイル1.2%、ミネラル、ビタミン(ビタミンA 25,000IU/kg、ビタミンD 1,730IU/kg、ビタミンE 320IU/kg)、アルファルファ、クランベリー、マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ、海藻、カモミール、セイヨウハッカ、マリーゴールド、アニスの実、コロハ
関連記事:カナガンキャットフードの評判とうちの猫の食いつきレビューを紹介!
まとめ
主に穀物がアレルギーの原因だと言われていますが、牛肉や鶏肉・魚などもアレルギーとなりやすいので、色々と試して合わない食材を探してみてください。
紹介したキャットフード以外で穀物不使用のおすすめ品は「おすすめのグレインフリー(穀物不使用)キャットフード一覧」に記載していますので、そちらも参考にどうぞ。
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