猫ちゃんに与える1日の食事回数は何回が適正なのか?
答えは、猫によって変わるので一概にはありません。
現代のキャットフードでは、1日に2回から3回と書かれていることが多いですが、猫によって合わない事もあるので、様子を見て与えるのがいいでしょう。
では、野生だった頃の食事回数や、愛猫に合った食事回数の調べ方を詳しく説明いたします!
野生だった猫は1日に何回も食事をしていた!

野生の猫は狩りをして食べていたので、食事に決まった回数はないのですが、『1日に10回以上を少しづつ食べていた』というのが本来の食事だそうです。
その習慣が現代でも現れ、少し食べてはどっかに行ってしまう行動に繋がっています。
ちなみに、エサを前にして地面をかく姿は、エサを隠している野生の習慣です。嫌いだから食べない訳ではないので覚えておきましょう!
1日2回の食事が合わない猫

これは猫の体質や体調によります。今飼っている猫は1日2回は全然合わなく、1日数回に分けて食べさせています。
2度に分けてしまうと必ず吐くので、食べさせても意味がないのです。
キャットフードに記載されている食事回数はあくまで目安で、猫ちゃんによって変えてあげるのが適正回数の探し方です。
1日に数回与えるのが難しい場合
仕事で家にいないから1日2回しか与えられないと言う方も多いはず。
その場合はしかたないので、エサを出しっぱなしにしておくか、自動給餌器を買うのが良いと思います。(エサの出しっぱなしよりも、自動給餌器の方がおすすめです。)
おすすめの自動給餌器はこちらの記事を参考に⇒キャットフードの保存方法と人気の保存容器&面白アイテムを紹介します!
食事の間隔を少しでも開ける工夫を!
うちの場合は日中家にいないので、朝起きたら少量与え、出かける前にまた与えるようにしています。そして帰宅後すぐに与えて、寝る前にもう一度与えます。
このように少しでも間隔をあけておくと一気食い防止ができるので、吐くことがだいぶなくなりました。
仔猫の場合は食事回数が多いのが理想

成猫とは違い、仔猫は成長途中で栄養を多く必要とします。
また、消化器官も小さく一回で食べる量に限界があるので、1日3回から4回与えるのが理想です。
日中家にいない場合は、自動給餌器を買った方がいいかもしれません。
猫ちゃんに食べさせる量はどれくらい?

猫ちゃんに食べさせる1日のエサの量は、与えるキャットフードのパッケージに書いてあるのでそちらを参考にして下さい。
一応、「80kcal×体重」が必要量とされていますが、パッケージに推薦供給量が書かれているのでそちらを優先すれば問題ありません。
パッケージに書かれている供給量も目安なので、太り気味の猫にはやや少なく、痩せ気味や運動量の多い猫には少し多く食べさせましょう。
一緒に水を出すのも忘れずに
猫ちゃんはあまり水を飲まなくても平気な動物ですが、それが原因で尿路結石や膀胱炎などの病気にかかる恐れがあります。
ドライフードは水分量が少ないので、キャットフードと一緒に新鮮な水を与えるのが大切ですよ。
猫が水を飲まない時に試してほしい対策も参考にしてください。
まとめ
可愛いからついたくさん与えてしまいそうになりますが、肥満は病気の原因になるので、供給量はシビアにした方がいいです。(ちゃんと計りを使ってくださいね)
1日に食べさせる回数なのですが、個人的には3回から4回くらいがおすすめではあります。1日2回だと、朝うるさく鳴かれたり・一気食いで吐いたりするからです。
猫ちゃんにもよりますが、体調に合った与え方をしてくださいね!
最後に、猫ちゃんに長生きしてもらう・健康に気を使うのなら、良いフードを選んであげましょう。人間と同じく猫ちゃんの体調も食事で決まるからです。
キャットフード選びはこちらを参考にしてくださいね⇒「おすすめキャットフード」
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