ネットの口コミを見ていると、ロイヤルカナンの評判って良いですよね?
プレミアムキャットフードではないですが、ペットショップでもおすすめされてる人気商品です。
しかし原材料を見ると、あまりよろしくない物が含まれているのを知っていますか?
そこで今回は、ロイヤルカナンに含まれている原材料やその安全性、他にもロイカナ韓国工場移行問題についてもお話いたします。
ロイヤルカナンの特徴や原材料

ロイヤルカナンには沢山の種類があるのですが、その中の1つ「フィーライン ヘルス ニュートリション(インドア)」について書いてきます。
フィーライン ヘルス ニュートリション(インドア)の特徴
室内で生活する猫の健康維持を考えたキャットフード(カリカリ)で、生後12ヵ月齢から7歳までに対応しています。
▼公式サイトに書かれている特徴は下記の3つ
- 消化率を高めることで糞便の量と臭いを軽減
- 適度なカロリー含有量
- 食物繊維を配合することでヘアボールの形成を抑制
原材料(赤字は注意&危険の疑い有)
**超高消化性タンパク(消化率90%以上)
※原材料の表基順について
原材料が先に記載されている程、含まれている量が多くなります。
ではここから、赤文字にした原材料の危険性や注意してほしいことを説明していきます。(黒文字の原材料についても少し触れています。)
『とうもろこし(穀物)』が先頭にくるのはいかがなものか?
ロイカナの原材料はとうもろこし(穀物)が一番多く含まれており、これは猫ちゃんにとって良いとは言えません。
猫にとって穀物(炭水化物)はあまり必要としない栄養です。
穀物の摂取量が少ないなら問題ないですが、多量に摂取すると消化器官の異常やアレルギーを引き起こす可能性があります。
できれば穀物不使用(グレインフリー)か穀物の割合が少ないフードを選んであげて下さい。(穀物を含んでいるなら、全体の約1割から2割くらいまでにしましょう!)
ヤバいと言われる家禽ミート?
ミート系やミール系(ミートミール・家禽ミールetc)は4Dミートと言われる悪質な肉の疑いがあります。
詳しくは「プレミアムキャットフードとは?」に書いていますが、簡単に説明すると「人が食べる基準に適していない肉」が使われている可能性があるのです。
ただ、ロイヤルカナンの家禽ミートは「鶏、七面鳥」が使われており、ヒトの食用に飼育されている鶏類と記載がされているので安全性は高いと思います。
米や小麦
原材料3番目と5番目に『米・小麦』がくるのですが、とうもろこしも入っているのにさらに炭水化物を入れるのは、やはり価格を抑えるためなのでしょう。
米や小麦・とうもろこしは安価ですので量を増やすのに最適な食材です。少量なら問題ないですが、あまり多すぎる場合は、猫ちゃんの健康を無視して作られている可能性が高いと言えます。
植物性分離タンパク
腸内に未消化のタンパク質が増えると、便が柔らかくなってしまう原因となるので、植物性分離タンパク質で消化を高める役目があります。それ程危険性はなさそうです。
動物性脂肪
猫にとって動物性脂肪は必要栄養素なのですが、どんな脂肪を使っているかが問題です。
「動物性脂肪には○○を使っています」としっかり表記されていればいいですが、表記がない場合、腐った動物・薬品処理された動物・病気で死んだ動物などから、動物性脂肪を作っている可能性があります。
ロイヤルカナンは動物性脂肪の詳しい表記がないので、ここはマイナス評価です。
加水分解動物性タンパク
加水分解動物性タンパクの主成分はアミノ酸で、味を調える事を目的とした「食品」になります。
猫に与える害は少ない(ほぼない?)と言われていますが、発がん性のある物質が含まれているようです。
植物性繊維
お腹の調子を良くするのが繊維で快便をサポートしてくれます。しかし猫の体質によっては、お腹の調子を崩すこともあるようです。
ビートパルプ
砂糖大根の砂糖を抽出した後に残る繊維をビートパルプと言います。
これもお腹の調子を良くしてくれる役目があるのですが、砂糖が残留していたり、砂糖を抽出する際の薬剤が悪いとも言われています。
しかし絶対に危険とは言えず、それほど気にする必要はなさそうです。
没食子酸プロピル
酸化防止剤の没食子酸プロピルは、キャットフードの損傷を送らせる為の化学物質です。
肝臓の損傷を引き起こす可能性があります。
BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
こちらも酸化防止剤で発がん性のある化学物質です。
日本では使用禁止の歴史があるのですが、アメリカの圧力により禁止する事ができませんでした。
少量なら問題ないと言われていますが、できればBHA不使用のキャットフードを選んで下さい。
ここまでのまとめ:ロイカナの問題点は3つ

ロイヤルカナンの問題点は
- 穀物の多さ
- 不明な動物性脂肪
- 危険な酸化防止剤
この3つがマイナス点だと言えます。
特に「BHA」に関しては危険性が高いと言う声も多く、今では使用するキャットフードも減りつつあります。
少量なら問題ないとされていますが体に良いものではないので、個人的には「BHA」入りフードはおすすめしません。
また、穀物の多さと正体不明な動物性脂肪もダメな点ですし、人気雑誌「ネコDK」のキャットフード食べ比べ評価でも、ダメなフードとして紹介されていました。
ここまでダメだしが多いロイヤルカナンですが、アマゾンや楽天の口コミ評価は高く、人気のキャットフードとして今も君臨しています。
▼参考画像(アマゾンの評価)

では、なぜロイヤルカナンの人気が高いのだと思いますか?
ロイヤルカナンキャットフードはなぜ人気?

ロイヤルカナンが人気の理由は、動物病院でおすすめしている獣医さんが多いからだと思います。獣医からおすすめされたら買いたくなるのは当然ですよね。
あとは、お手軽な価格で便の調子が良くなるのも人気の理由です。
キャットフードの中では中間ランクくらいの価格帯で、口コミでは便の調子が良くなった声が多く目につきます。
なのでロイヤルカナンの人気は「おすすすめしている獣医が多い、価格が手ごろ、便が良くなることが多い」、ただコレだけで、安全性が高いと言う理由で買ってる人はあまりいないと思います。
ロイヤルカナンは安全なの?
これについては微妙な所です。
一応、AAFCO(アメリカ飼料検査官協会)が定めた基準をクリアしたキャットフードですが、基準をクリアしたから安全とも言えません。
しかも、AAFCOの審査などないので全て自己判断で表記が可能なのです。
この世に絶対安全なキャットフードなど無いですが、ロイヤルカナンの安全性は「穀物の多さ」「不明な動物性脂肪」「危険な保存料」の3つを考えると、そこまで安全性が高いとは言えません。
例えばプレミアムキャットフードと呼ばれる「カナガンキャットフード」は
- 穀物は不使用
- 食材は人間が食べれる物を使用
- 危険な添加物は使用しない
- 安全管理が徹底されてる
価格は高くなりますが、安全性はロイヤルカナンより高いです。
他にもプレミアムキャットフードと呼ばれる商品は沢山あるので、安全性を重視するならそういったフードを選ぶようにしましょう。
安全性の高いフードはこちらを参考に⇒「おすすめのプレミアムキャットフード一覧」
ロイヤルカナンが韓国に工場を移す問題について

2014年、ロイヤルカナンが韓国に生産工場を作ると発表し話題となりました。
なぜ話題になったのかと言うと、日本向けのロイヤルカナンキャットフード80%が韓国産となるからです。
韓国は反日精神が強く、日本向けの食品に唾を入れる画像がネットで話題となりました。他にも人糞を海に垂れ流しているなど、韓国のりの汚染も疑われています。
現に、韓国産の食材を輸入禁止にしている国もあり、それだけ食の安全性が低い国なのです。
人が食べる食品にも気を使わないのに、ペットフードが安全なわけがありませんよね?
2017年から日本向けのロイヤルカナンが韓国製になっているので、購入する人は減っていると思います。
まとめ
ロイヤルカナンの安全性はあまり高くなく韓国産に移行されているので、個人的にはあまりおすすめできないキャットフードです。
安全性を重視するなら「おすすめのプレミアムキャットフード一覧」を参考に買ってみてください。
価格は少し高いですが、猫ちゃんの健康を願うなら安いもんです!
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