プレミアムキャットフードとは?

原材料別おすすめキャットフード

猫餌を調べているとよく耳にするのが『プレミアムキャットフード』というワードです。

いかにも高級なエサと言った感じですが、どんなキャットフードをプレミアムと呼ぶのか?その詳細をご紹介いたします!

プレミアムキャットフードとは?

結論から言うとプレミアムキャットフードとは猫に食べさせても極力安全なエサのことを指します。

決まった基準・定義はありませんが、安全性が高いキャットフードをプレミアムと呼んでいます。

また「総合栄養食」といって、水とそのフードだけで猫ちゃんに必要な栄養を与えられるので、あれこれ栄養バランスを考える必要がありません。

※総合栄養食ではないプレミアムフードも中にはあるかもしれないので、購入前に確かめてください。

猫に食べさせても安全なエサとは?

安全なキャットフードの見分け方は、

  • 危険な添加物は使用されていないか?
  • 危険な食材は使われていないか?
  • 猫に不必要な材料が多く入っていないか?
  • 信頼できる生産国&工場なのか?

上記4項目が安全なキャットフードの見分け方です。

では、それぞれの詳細を見ていきましょう。

添加物

キャットフード 添加物

添加物の種類は、保存料・香料・酸化防止剤・着色料といったものがあります。

これらの添加物を入れる目的はフードの価格を安く抑え長期間の保存を可能にするためなのですが、猫にとっては有害な可能性があります。

人間でも添加物を避けているのに、体の小さい猫にはさらに危険度が増してしまいます。

また、ペットフードの基準はあいまいなので、添加物がたっぷり含まれたキャットフードも存在します。

【危険な添加物一覧】
プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、エトキシキン、BHA(ブチルヒドロキシアニソール)、BHT(ブチルヒドロキシトルエン)、グリシリジン、アンモニエート、着色料(例:赤色102号etc)、ソルビン酸カリウム、グリシリジン、アンモニエート、没食子酸プロピル、アフラキトシン、グルタミン酸ソーダ、クエン酸、トコフェロール混合物、ショ糖、カラメル、スクロース、コーンシロップ

特に注意したい危険な添加物についてはこちら⇒「キャットフードに含まれる危険?な添加物

添加物=危険と言うのも絶対ではなく、例えば酸化防止剤として安全性の高い「ビタミンC」を使うなど、猫ちゃんの健康を配慮して添加物が使われているフードもあります。

ただ、極力添加物が少ないフードを選んだほうが猫ちゃんの健康には良いと思います。

4Dミート

4Dミート

4Dミートという専門用語を知っていますか?

アメリカで肉の基準(ランク)に使われる用語なのですが、4Dミートの肉は人間が食べるに適さないので、規制の緩いペットフードに使われることがあります。

4Dの意味は

  • Dead:亡骸
  • Diseased:病気
  • Dying:亡くなる寸前
  • Disabled:障害のある

になります。

死体に薬品が使われそれが残留している可能性もあるので、安いペットフードはあまり買わない方がいいでしょう。

ちなみに、道端で死んでいた犬や猫の死体を使っていた業者もいます。これはアメリカのみならず、日本(徳島県)でもおこなわれていた記録があります。※「新・ペットフードにご用心!」(著者: 押川亮一)参照

では、4Dミートが含まれている可能性があるキャットフードの調べ方を見ていきましょう。

4Dミートのチェック方法は原材料に書かれている文字を確認してください。

「家禽ミール、ミートミール、フィッシュミール、マグロミール、ラムミール、カツオミール、カニミール、エビミール」などと記載されている場合は4Dミートの可能性があります。

※あくまで可能性があるだけです。

「ミールが入っているから絶対に危険」と言うわけではないのですが、できるなら避けたい材料です。ミールが入っているエサを選ぶ場合、その内容がしっかりしている(例えば人間も食べれる鶏を使用)など、はっきり記載されている物を選ぶようにしましょう。

グレインフリー(穀物不使用)

グレインフリー(穀物不使用)

猫は完全な肉食でタンパク質から栄養を得ています。

体の構造も人間とは違い、穀物(トウモロコシ・小麦・大麦etc)の摂取は消化器官の負担となる可能性があります。

穀物が絶対にダメと言うわけではなく、穀物の配分量が多かったり、加工の仕方が悪かったりすると猫に負担となる場合があるので、穀物が絶対に危険と言うわけではありません。

穀物の量が少ない、またはグレインフリー(穀物不使用)の餌をあたえる方が、猫ちゃんには望ましいということを覚えておいてください。

プレミアムキャットフードの場合は、そこら辺も配慮して作られているので、安全性が高いと言えますが、その分価格も高くなるのがネックです。

ちなみに原材料の表記は、含まれている材料が多い順に記載されています。

ですので、先に書かれているのが肉や魚類、その後に穀物が書かれている物を選ぶようにしましょう。

穀物不使用のキャットフードはこちら⇒「おすすめのグレインフリー(穀物不使用)キャットフード一覧

生産国や工場

生産国

生産国に関してはEU(ヨーロッパ)やドイツのペットフードの安全基準が高く、その他の国は法的基準もあいまいorまたは無いのが現状です。

一番安全だと言えるのがドイツで、ドイツのペットフードは人間でも食べれる基準を設けています。

ちなみに一番危ないのが中国と韓国で、食品偽装や異物混入などで騒がれることが多くおすすめはできません。

なら日本製はどうなのか?と言うと、これも信用できません。

生産過程の最後の工程が日本なら日本製と記載していいので、もしかしたら中国や韓国が生産に関わってる可能性もあります。

※プレミアムフードの大半は生産国がしっかり書かれていますので安心して下さい。

自社工場で作られているのかも判断材料にしていきましょう!

安いフードを販売する業者は自社工場を持たず、外部に委託して作っている場合がほとんどです。

その場合、安全管理もあいまいで、品質のいいキャットフードを作っている可能性はとても低くなります。

最後に

プレミアムキャットフードと書かれていても、危険な材料・添加物が多く含まれている物も存在するので、原材料や公式ページをしっかり確認して下さい。

また、猫の健康を考えるなら、できるだけ激安キャットフードは避けるようにしましょう。(危険な添加物や怪しい肉が入っている可能性が高いです)

値段は高くても、猫ちゃんの健康を考えるならプレミアムキャットフードを選んであげて下さいね!

人気のプレミアムキャットフードはこちらの記事に載せています⇒「おすすめのプレミアムキャットフード

おすすめキャットフード



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)